ビー玉転がし装置の作り方

ビー玉転がしの作り方と遊び方


ビー玉などちいさな玉を使います。
子どもさんの年齢によっては
危険なこともありますので(誤飲など)、
目を離さないようにご注意下さい


<<必要なもの>>
材料
*テーブルや下敷き、ボードなど、玉を転がせる平面
 テープを貼るので、あとから剥がせるものがオススメです。
*ビー玉(大きさは子どもさんの年齢に合わせて決めてください)
*コースを作れるもの
  動画では工作用紙を切って貼ってコースを作っていますが、
  積み木や絵本、         ペンなど、身近にあるものを置くだけで
  楽しいコースが作れます。
道具
*セロハンテープ
まずは動画をご覧下さい。
▼上流                       下流▼

※これは5歳の娘と自宅で遊んだ時のものです。


1.用意した平面に傾斜をつけます。
 テーブルであれば、上流にしたい方の足の下に、漫画雑誌を1、2冊入れるなど。平面の大きさを考えて、ゆるやかな斜面になるように入れるものを変えて角度を調整してください。

2.コースを作ります。
斜面の上に、用意した物を置いていきながら、玉が思った方向に転がるように配置していきます。

とはいっても、玉が思った方向に転がらないのも新しい発見の一つです。

置くものの素材、ちょっとした角度や突起物の有無で、玉は思わぬ方向に転がっていきます。

遊び方のバリエーション

1〜3才
まだコース作りはすこしむずかしいかもしれません。
大人の人がコースを作ってあげてください。
ただボールが転がるだけで大喜び!すこし大きい子だと、自分でボールを転がしたがります。転がしはじめの場所にシールなどを張って、目印を作ってあげるとわかりやすいです。
この年代は、トンネルが大好きなようです。

4〜7才
自分でコースを作る楽しみが出てきます。
最初はちゃんとゴールすることを目標に、自由にさせてみましょう。
ですが、ボールが転がる理屈を、しっかり理解しているかはまだちょっと怪しいのもこの年代です。
大人は子どもの発想を大事にしながら、足りない点を補ってあげてください。

8才〜
玉は上から下へ転がること。
コースから外れたときの対処の仕方。
玉転がしの仕組みはしっかり理解できている年代です。


ただコースを作って玉を転がすだけでは刺激が足りないので、ちょっとした課題を与えてみるのはいかがでしょうか。

例)「ゴールまで●秒以上かかるように、コースを作る」
コースも何もなくただ転がすだけだと、数秒で転がる玉。その玉をコースを作ることで、できるだけ緩やかにゴールまで導くという課題です。

コース自体を長くなるように作る子ども、通り抜けに時間がかかるトラップや上への跳ね返しを作る子どもなど、子どもの工作魂を刺激します。


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ご存じピタゴラスイッチがDVDになっています。ビー玉転がしの装置のアイデアがたくさん詰まっていますので非常にヒントになります。教室でビー玉転がし装置を作るときに子供たちと一緒に見ています。



ビー玉転がし装置にはゴールがあると最高です。ゴール(目標)を作ることで達成感を倍増させることができます。ゴール設定のコツは子供さんのレベルにあったコースの長さにあります。最初は短かいものから作り、ゴールできるたびに距離を伸ばしていくとよいでしょう。なお、このピタゴラゴール自体に仕掛けがあり裏側が透明なっているので装置の仕組みがよくわかり勉強になります。


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